【よつばのもり】施設実地指導について

こんにちは！

本日はタイトルにも書きましたが、施設の実地指導についてのお話になります。

グループホームよつばのもりは障害福祉サービスの一つである「共同生活援助」というサービス指定を受けています。

通常のアパートやシェアハウスとは違い、県庁や市町村に設立申請し、様々な条件が整って「共同生活援助」の事業所として指定されます。その関係上、利用する利用者様には障害福祉サービス受給者証や共同生活援助のサービス利用支給を申請していただいてからの入居になります。

実地指導は開所してから一定期間にサービスの指定権者の担当者が直接施設に来所し、指定申請の届出内容や運営、サービス提供などに関係する書類を確認し、施設が規定通り正常に運営されているか判断される大事なイベントです！

実地指導の実施に関しては約2か月前に通知書類が届くので、準備期間もしっかりあります。

年々法改正もあり、規定の作成などしっかり問題なく出来ているか、サービスの提供の仕方に関しても問題ないか直接見てもらえるので、施設の運営担当として心強いものです。

問題ないということは、自信もって利用者様にサービス提供出来る環境ということだと私は思います。

さて、以下実地指導での確認ポイントになります。

（１）人員に関するポイント
・勤務体制の一覧表、シフト表
・平均利用者数
・出勤簿（タイムカード）
・給料明細（控え）
・雇用契約書（労働条件通知書）
・研修修了証、資格証
・秘密保持の誓約書
・雇用保険
・健康診断の記録
・研修計画と記録

（２）サービス提供に関するポイント
・重要事項説明書
・利用契約書
・個人情報同意書
・アセスメント
・個別支援計画原案
・個別支援計画の担当者会議事録
・個別支援計画
・モニタリング記録
・相談受付記録

（３）運営に関するポイント
・運営規程
・事故発生報告書、ヒヤリハット報告書
・苦情相談の記録
・虐待防止委員会の設置、開催の議事録、指針など
・身体拘束適正化委員会の設置、開催議事録、指針など
・BCP（災害と感染症）関係、感染対策委員会の設置など

（４）請求に関するポイント
・法定代理受領通知
・利用者への請求書、領収書
・実績記録表
・各加算に関係する必要条件、書類

（５）整備すべきマニュアル
・感染症防止マニュアル
・事故防止マニュアル
・緊急対応マニュアル
・非常災害マニュアル
・身体拘束関連マニュアル

（６）その他に関するポイント
・賠償責任保険の証書
・会計書類
・非常災害訓練、火災訓練の記録

以上挙げたポイント以外にも、担当者が必要と感じた書類があればその場で用意して確認してもらいます。

よつばのもりは過去に１回、開所初年度に実地指導がありました！

それ以降は市町村による集団指導、新型コロナウィルスの感染拡大期間については市町村のホームページ上に集団指導の資料配布が行われ、運営がしっかり行われているか、法改正などによる規定の整備についての説明などがありました。

今回は開所から5年目を迎え、そろそろかと思っていたどころでした！

当日の流れは以下のような感じで指導が進みました。

①担当者来所、ご挨拶、実地指導開始

②平面図を確認しながら施設内部、備品等の確認

③掲示物の確認（掲示が必須なものもあります！）

④上記に挙げたポイントに関する書類の確認、質疑応答

⑤講評

⑥実地指導終了

よつばのもりは2回目ですので、指導調書を基に確認書類を洗い出し、すぐに書類を取り出せるように実施場所に事前に用意したりして、思いのほかスムーズに実地指導終了を迎えたのではないかと思います。

結果、文書による指摘事項等はなく、書類の整備関係について何点か口頭による指摘がありました！

それに関しては指導後に整えれば問題ないことでした。

昨年の11月に通知書類が届き、すぐさま担当者会議を開き、各々整備確認する担当を割り振り…年末年始から前日まで色々問題ないかと気を揉んだりしていました！指導が終了して、担当者一同…初めて新年を迎えた気分です✨

また、上記ポイントでもどの辺りの書類を確認されたの？と疑問に思った方！！！

ほぼ全てです！なので全て準備しておけば憂いなしです( ;∀;)b

以上、長くなりましたがなかなか無いイベントで、せっかくなのでブログに書きました。

グループホームを運営する方にとって微力ながら、助けになったら幸いです。

また、利用者様や関係者様にとっても、よつばのもりは問題なく運営を行っているということもお伝えできればと思います。

★おまけ★

「資料整備しなきゃー！家でもやるぞー！」

と意気込んだところ、何もさせてくれない猫様が登場🐈

※猫あるあるでした♪